• 新保 亮真
• 上村 真帆
• 波多野紀花

移動時間が掛からない病院実習に助けられて

学校生活の思い出といえば、病院実習です。在学中にあったほとんどの実習は隣接した病院で行われるため、現場への移動がとても簡単です。実習中は学習や課題に取り組む時間がいくらあっても足りません。振り返ると実習現場への移動の簡易さにとても助けられました。
また校内で共に学習や技術実習を行った同級生と病院実習に臨むことができます。同級生と切磋琢磨しながら行った病院実習は今でも思い出であり、現在の看護にも活かすことができています。

在学中に学んだ知識や技術を今も大切に

現在、柏崎総合医療センターの消化器外科、脳神経外科、泌尿器科を中心とした混合病棟に勤務しています。多種多様な病態にある患者さんに対して個別的な看護を行う必要があるため、大変ではありますが同時にやりがいを感じながら勤務することができています。
勤務してから学ぶことも多いですが、在学中に学んだ知識や技術はどれも基礎となり、とても大切です。看護師はとてもやりがいのある仕事です。看護師を志す皆さんと一緒に勤務できることを心待ちにしています。

看護師になるための環境が充実
仲間や先生にも支えられて

学生時代の思い出といえば、やはり病院実習です。経験すると分かりますが、学校と病院が近く、実習に行きやすいというのは意外と重要。もし遠い病院だったら、自分で交通手段を調べて行かなければならなかったと思います。
同級生とグループで実習できるのも心強かったです。仲間と一緒だから、辛いことも乗り越えられたと思います。アセスメントや看護実習記録は苦労しましたが、先生に個別で教わるなどして徐々に自分の言葉で書けるようになりました。

患者さんにやさしく寄り添う看護師の原点を大切に

今は長岡中央綜合病院に勤務して5年目。整形外科病棟で手術前後のケアやリハビリテーションの看護などを担当しています。病院実習の頃から環境を知っていたので、就職後もすぐに馴染むことができました。
看護師は、患者さんに最も近い存在です。看護師の言葉一つで、患者さんの力になれたり、逆に落ち込ませてしまう可能性もあります。そこを忘れず、患者さんにやさしい看護師でありたいです。看護師は、人のために尽くしながら、自分も誇れる素晴らしい仕事。ぜひたくさんの人に目指してほしいです。

お仕事をしていて嬉しいことは何ですか

職場の皆さんと協力して、患者さんが元気になって退院できることが一番嬉しいです。
コロナ禍の影響で面会もできず、気持ちが落ち込んでしまいがちの患者さんの笑顔に見れたり、痛い、苦しいなどの症状に苦しんでいる患者さんの症状の緩和に努め、少しでも効果が出てその人らしい生活が送れるようになってきた時もとても嬉しいと感じています。

学校卒業後、新たにできた趣味や楽しみはありますか

不定休なので平日のお休みもあり、人が少ない時に出かけやすいです。深夜勤務を明けた後は、退勤してそのまま温泉やサウナに行くのが楽しみです。
夜勤と休みを組み合わせて、人出が少ない日に出かけられるのでよく旅行に行くようになりました。

これから看護の道を行く後輩たちにメッセージ

仕事柄、責任が大きく緊張感のある場面も多くあります。不定休で生活リズムが保ちにくいところもあるけれど、患者さんの一番近くで関わることができ、多方面から支えることのできるとてもやりがいのあるお仕事です。
日中に自由が利くので、やりたいことにチャレンジしやすいこともこの仕事の強みだと思います。
私も就職してから趣味が増え、自分の生活の質が上がったように感じます。
学生時代は、勉強に実習に大変だと思います。でも同じ未来を目指す仲間たちと共に乗り越えてきました。中央看護専門学校は、学校の設備も整っていて学びやすく過ごしやすい学校です。
いつか皆さんと一緒に働ける時を楽しみにしています。